/etc/network/interfaces
ファイルには既に様々な設定が含まれています。auto
で始まる行は、起動時に ifupdown と /etc/init.d/networking
init スクリプトで自動的に設定したい、インターフェースのリストです。通常 eth0
は自動設定したいインターフェースで、1 つ目のイーサネットカードを意味しています。
hostname
設定に対応する、希望ホスト名を示す事が可能です。そして、DHCP サーバは適切なネットワーク設定を送信します。
pppconfig
ツールを使って設定されます。デフォルトで、このツールは provider
(インターネットサービスプロバイダのように) と名付けられた接続を設定します。認証プロトコルがよく判らなければ、PAP を使ってください: PAP はインターネットサービスプロバイダの多くで提供されています。
pon
コマンドを使って接続する事が可能です (デフォルト値の provider
が適切でない場合、接続名をパラメータとして与えてください)。リンクを切断するには poff
コマンドを使ってください。これら 2 つのコマンドを実行できるのは、root ユーザと dip
グループに所属するユーザだけです。
pppoeconf
ツール (同名のパッケージに含まれます) を使います。PPPOE 接続を設定するために、pppoeconf
ツールは与えられた設定で /etc/ppp/peers/dsl-provider
ファイルを修正し、ログイン情報を /etc/ppp/pap-secrets
と /etc/ppp/chap-secrets
ファイルに記録します。pppoeconf
ツールが提案したすべての変更を受け入れる事が望ましいです。
pon dsl-provider
で ADSL 接続を開始、poff dsl-provider
で切断できます。
/etc/network/interfaces
に含まれるすべてのネットワークインターフェースの内、不適切なものを系統的に無視します。Network Manager はネットワーク接続が見つからない場合その詳細を与えないので、/etc/network/interfaces
から Network Manager で管理されるすべてのインターフェースに関する設定を削除するのが簡単です。